毎朝4時に起きてまず薪ストーブに火をいれる
赤々と燃える炎を見ながら コーヒーを飲む
しばらくしたら炊飯器のスイッチが入り静かな空間に炊飯器の音が朝を知らせる
タローが痛がる
後ろ足が痛いのか ふぅーふぅーと言い
それから ギャァー ギャァー と泣く
じっと立ったままで 動くと痛みが増すのか
遠くをみつめた目が 痛みをこらえる顔が痛々しい
それでも我慢できなくて 痛いよー 痛いよー と泣く
後ろ足がふるえている
しぼりだすように ふぅーふぅーと奥歯を噛みしめて息をしている
少し痛みが和らいだようだ
よろけながら少し歩く しっぽは垂れたまま
もう撫でても大丈夫だろうと 顔を撫でる
毛にそうように顔を撫でる 目の縁から鼻にかけてゆっくりゆっくりやさしく撫でる
ぼくはタローにほおずりはしない
でもよく顔を撫でる
痛いのはつらいよなぁ タロータローと声をかける
少しでもタローの痛みが和らぐのなら ほおずり でもなんでもしてやる
タローも歳なのか、ときどき痛みに耐えられなくなり鳴くことがあります。
のんびーさん
タロー君、足が痛むのですね。
痛みを取ってあげたいけど。一時的に痛みを取る薬はあるかもしれないが、やはり、のんびーさんが付き添って、声をかけてやることに勝るものは無いでしょう。
孤高を貫いて来たタロー君だけど、のんびーさんにだけは弱音を見せても良いと思います。