のんびー村の小高い丘に立った男は東の空が白みはじめたのを見て想いました。
今年のみつばちは分蜂からおかしかった。
なかなか分蜂しない種蜂群、前年にたくさんの分蜂があったため、山には数個しか待ち箱を設置しなかった。
その山の待ち箱にも入居が少なく、結局昨年の半分も入居がなかった。
その後は、消滅、逃去が続いて、
やっと秋の採蜜祭り。
通常はこころ踊る時期なのに、気分はそこまではいかない!
嘆くまい。悔やむまい。山には自然巣で生きているみつばち群がいる。
来年はそれにあやかろう。
ともあれ、今年最後の採蜜を始めるとしよう、
そしてみつばちにたくさん感謝しよう!
まっ、こんな気持ちでしょうか!
最後の採蜜、家内に手伝ってもらいながら、手際よく、慣れは早さを生みます。
じぶんで言うのもなんですが、テキパキと終わりました。
そして、はちみつ精製のブンブン丸も順調にゆきました。
これで、頼まれていたのんびー印の蜂蜜を送ることができます。
きっと、喜んでもらえると思います。
採蜜、精製作業、今は蜂飼いを始めた時のような新鮮味はありませんが、
来年は初心に返って、分蜂群捕獲がうまくいくように、
蜂神様にお願いしたいと思います。
待ってました!待ってました!
今か今かと楽しみにしてるようです!
よろしくお願いします!