カササギ殺人事件

  • 2019年3月3日 19時39分
カササギ殺人事件

ほとんどの雑誌企画のミステリー部門で大賞をとった作品です。
なのでう〜ん、これはねぇとかはありません。
読ませます。
編集者がミステリー作品の原稿を読むところから物語は始まります。
上巻はそのミステリー「カササギ殺人事件」の原稿です。
上巻の終わりに、「えぇ〜」となり下巻は編集者が語ります。
下巻になり、正直ぼくはペースが落ちました。
いかんせんぼくの好みはハードボイルドですから、好みから少し外れていて寝る前にベットで読むパターンになりました。
でもいよいよとなると、一気読みです。
上巻の原稿カササギ殺人事件がどうなったか最後でわかります。
一度にふたつの作品を読み終えた満足感に浸れます。

こんな構成もあるんだ。作家の力量を感じさせるミステリーでした。
ミステリー好きな人は当然読んでいると思いますが、なにか読む本はないか考えている人はぜひ読んでください。
まず間違いのないミステリーです。

作者 アンソニー・ホロヴィッツはあの「刑事フォイル」の脚本家でもあります。

最後に、解説で 一読唖然、二読感嘆とあります。同感!
さっ、まだ読んでない人は読んでください。

2件のコメント

  1. のんびーさん
    カササギ殺人事件ですか。
    面白そうですね。私もサスペンスの魅力にはまった時期があります。
    最後まで犯人がわからないこと、ドンデン返しの展開が、サスペンスにとって、一番重要だと思います。
    私は、かなり、古い作家さんしか読んでいませんが、定番の松本清張、横溝正史、内田康夫さんの作品は好きでした。
    これまた古い方で恐縮ですが、井上靖さんの「敦煌」と言う作品は歴史サスペンスと言った意味で、私の愛読書になっています。(*^^*)

    1. カピバラさん、今年は冬らしくない冬、家で本を読みながらゆっくり過ごさなくても寒くないので作業場でいろいろしています。
      なので、本読んでいません。
      今になって若い頃もっと本読んでおけばよかったなぁと思う今日この頃です。
      「敦煌」残念ながら読んでいません。読まなければならない本リストに加えておきます。

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